1
前半
0
1
後半
1
NADESHIKO JAPAN
日本女子代表
2
-
1
1
前半
0
1
後半
1
DPR KOREA
朝鮮民主主義
人民共和国女子代表
25'
高橋はな
76'
藤野あおば
81'
キム・ヒェヨン
KICK OFF
東京/国立競技場
STARTING MEMBER
1
GK
山下杏也加
2
DF
清水梨紗
3
DF
南萌華
5
DF
高橋はな
13
DF
北川ひかる
89' OUT
4
MF
熊谷紗希(Cap.)
10
MF
長野風花
14
MF
長谷川唯
15
MF
藤野あおば
8
FW
上野真実
63' OUT
11
FW
田中美南
89' OUT
SUBSTITUTE
18
GK
田中桃子
21
GK
平尾知佳
12
DF
石川璃音
20
DF
古賀塔子
89' IN
6
MF
杉田妃和
7
MF
中嶋淑乃
16
MF
林穂之香
17
MF
清家貴子
63' IN
19
MF
谷川萌々子
9
FW
植木理子
89' IN
22
FW
千葉玲海菜
HEAD COACH
池田太
STARTING MEMBER
1
GK
パク・ジュミ
2
DF
リ・ミョングム
3
DF
リ・クムヒャン
15
DF
ウィ・ジョンシム
16
DF
パク・シンジョン
20
DF
リ・ヒェギョン
9
MF
ジュ・ヒョシム
66' OUT
10
MF
リ・ハク
12
MF
チェ・クムオク
66' OUT
14
MF
ホン・ソンオク
87’ OUT
7
FW
スン・ヒャンシム(Cap.)
66' OUT
SUBSTITUTE
18
GK
ユ・ソングム
21
GK
キム・ジョンスン
4
DF
ポン・ソンエ
5
DF
ソン・チュンシム
19
DF
リ・ジョングム
6
MF
ミョン・ユジョン
66' IN
8
MF
リ・スジョン
13
MF
キム・チュンミ
11
FW
ハン・ジンホン
87’ IN
17
FW
キム・キョンヨン
66' IN
22
FW
キム・ヒェヨン
66' IN
HEAD COACH
リ・ユイル
なでしこジャパン
第2戦を2-1で制し
パリオリンピック出場を決める
RESULT
JAPAN WOMEN'S NATIONAL TEAM日本女子代表
21 前半 01 後半 11
DPR KOREA WOMEN'S NATIONAL TEAM朝鮮民主主義人民共和国女子代表
なでしこジャパン(日本女子代表)は2月28日(水)、東京都の国立競技場で、FIFAランキング9位の朝鮮民主主義人民共和国(DPR Korea)女子代表とのパリオリンピック2024 女子サッカー アジア最終予選 第2戦を行い、2-1で日本が勝利しました。
日本は0-0で引き分けた第1戦から2名の先発選手を入れ替え、北川ひかる選手と上野真実選手がスタートリストへ。GKに山下杏也加選手が入り、3-4-3の布陣でDFラインは南萌華選手、熊谷紗希選手、高橋はな選手、左ウイングに北川選手、右ウイングに清水梨紗選手が入ります。ボランチは長野風花選手と長谷川唯選手が組み、前線には左から上野選手、田中美南選手、藤野あおば選手が並びました。
9.1度の寒さを感じるコンディションですが、パリオリンピック出場チームが決まる一戦に20,777人の観客が集まって両チームに声援を送りました。
試合は緊張感のある立ち上がりでしたが、まずは日本が主導権を握り、10分に上野選手のパスから田中美南選手がシュート。これは相手DFのブロックに阻まれました。DPR Koreaも速攻から日本ゴールに近づきますが、運動量豊富な清水選手、藤野選手がプレスバックで相手の自由を奪います。待望の先制点は26分、田中美南選手が倒されて得たFKを北川選手が蹴り、こぼれ球を上野選手が折り返して中央の田中美南選手がヘディングシュート。相手GKのセーブでクロスバーに当たりましたが、これを高橋選手が押し込んで先制しました。第2戦でついに決まった得点に観客席は大いに沸き、日本がパリオリンピックに一歩近づきます。しかし前半終了間際には日本がピンチを迎え、DPR Koreaのチェ・クムオク選手の巧みなシュートがゴール隅に決まりそうになりましたが、GK山下選手が飛びついて右手一本でかき出すスーパーセーブ。1-0の日本リードで後半に入りました。
後半はセカンドボールを多く拾ったDPR Koreaが攻め込みましたが、北川選手の素早い帰陣や熊谷選手の力強いクリアで防戦一方とはなりません。日本は清家貴子選手を左サイドに投入し、DPR Koreaは最前線の選手を含む3名を入れ替え、ともに攻撃の形を探ります。清家選手は65分、71分にシュートを放って追加点を目指しますが、DPR Korea守備陣も懸命な守りを見せました。追加点が決まったのは77分、右サイドで清水選手が相手選手をかわしてクロスを上げると、ニアサイドで藤野選手が強烈なヘディングシュート。これがゴール右に決まって、日本ベンチへと駆け寄った藤野選手はチームメイトとゴールを喜びました。しかしここから猛攻に出たDPR Koreaは、81分に一瞬の隙を突いてキム・ヒェヨン選手がゴールを決めて2-1とします。日本はやや守勢になりましたが、後半アディショナルタイムの5分間もリスクを回避しながら進めてタイムアップ。
第2戦を2-1で制した日本が、最終予選を1勝1分で終えてパリオリンピック出場を決めました。試合後、「被災地に力を」と書かれた横断幕を掲げて会場を一周したなでしこジャパンは、両チームのゴール裏からも温かい拍手を受け、2大会連続6回目のオリンピック出場を喜びました。
池田太 なでしこジャパン(日本女子代表)監督
勝利してパリオリンピック出場権を獲得できたことを嬉しく思いますし、タフな試合を戦った選手たちに敬意を表したいです。そして何よりも、国立競技場に2万人を超すお客さんが来てくれて、選手の背中を押してくれたことに感謝しますし、また、テレビの前で応援してくださった方々にも、今回の勝利で少しでも感動を届けられたらと思っています。出場権を得て、さらに上を目指すために戦ってまいりますので、引き続き女子サッカーを盛り上げていけたらと思います。第1戦と第2戦でシステムを変えるストーリーは頭の中にあり、実戦での反省を生かして前線の距離感、幅を使った攻撃、いろんな部分を総合して採用しました。少ない出場チームによるオリンピックは、どこが対戦相手でも強豪です。なでしこジャパンは世界一を目指し、これからも成長と強化を進めていきたいと思います。
FP #4 熊谷紗希 選手(ASローマ/イタリア)
サウジアラビアに行って戻ってきて試合をするという予選の難しさはすごく感じていて、今日も簡単な試合じゃないことはみんなが分かっていました。難しい試合でしたが勝って(オリンピック出場を)決められたので、本当によかったと思います。リオオリンピック予選の敗退は、もう繰り返しちゃいけないという思いがすごく強く、女子サッカーの未来のためにも絶対に勝たなきゃいけないのは感じていましたし、それを選手みんなにも伝えました。だからこそ、本当に勝ってよかったです。オリンピックは短期決戦で、本当のチームの力が必要になっていくのかなと思います。レベルアップは絶対に必要だと思いますし、まだまだ世界で勝つには足りないとは思いますが、ひとまず世界で戦うチャンスを得られてよかったです。
FP #5 高橋はな 選手(三菱重工浦和レッズレディース)
まだまだこのチームでプレーを続けられるので嬉しいです。ゴールシーンは、とにかく何が何でも押し込むぞと思いながら押し込みました。いいところにボールがこぼれてきた形ですが、セットプレーをチームとしてずっと練習してきて、女子ワールドカップでもデザインしてやってきたので、そこから得点が取れたのはよかったです。この試合はもう勝つしかなくて、この1試合がどういう意味を持つのかを全員が理解して試合に入りました。相手がどんな戦いをするか、いろんな想定をしながら、こちらもシステムを変えたことで、相手のウィークポイントを突けたと思います。今回の3バックはうまくいく場面がすごく多く、狙い通りの攻撃シーンも作れました。3バックの連係とヤマさん(山下)の声かけでしっかり対応できたと思います。
FP #10 長野風花 選手(リバプールFC/イングランド)
出場権を獲得できて最高です。第1戦目はああいう試合になってしまったので、とにかく今日はホームで勝つしかないという気持ちしかありませんでした。一人ひとりが自信を持ってプレーできたことが、今日の結果につながったと思います。第1戦になかった縦パスでFWにボールが入るようになり、そこからの関わりも少しずつ増えてきたので、そこは修正ポイントとしてよかったところでした。でもまだまだプレーの精度は(本大会に向けて)もっと上げていかないといけないと思います。私自身は正直、今日がすごく楽しみで負ける気があまりしなかったです。昨日の練習も、みんなでやるぞという気持ちが出ていたので、私もこれならいけると思っていました。一丸となって試合に臨むことができました。
FP #15 藤野あおば 選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
(ゴールシーンは)クロスに入って行きたいと思いながら走りました。クロスの軌道は(清家)貴子さんを狙ったものだと思いましたが、自分が決めたかったので飛び込んで、相手GKが移動しているところも見えていたので、あとは決めるだけでした。(2試合を終えて)やりきったなと思いますし、かなり疲れもありました。パリへの出場権が決まってよかったというのが率直な気持ちです。勝たせるゴールを決められたのはすごく嬉しいですし、ヘディングゴールも自分は今までで決めたことなかったので、すごく嬉しかったです。ここからパリオリンピックに向けて皆さんに期待してもらえたら嬉しいですが、一歩ずつ成長していかないと金メダルはまだまだ遠いと思うので、そこは今日出た課題も含めて自分にフォーカスしてやっていきたいです。
責任感と期待感を抱いて
なでしこジャパン(日本女子代表)監督
池田 太
※本インタビューは2月9日に実施しました。
―――まずは今回のパリオリンピック2024 女子サッカー アジア最終予選につながった、昨年10月から11月に行われた2次予選(ウズベキスタン開催)はどのように振り返りますか?
池田 FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023から、約2カ月半で2次予選に臨みましたが、自分たちのやれることを増やしていくという部分では、ワールドカップで基本としていた3バックから4バックに変更して戦いました。これは2次予選に向けての変更ではなく、最終予選進出を目指しながらチームの積み上げをするという目標も掲げていたためで、狙い通り最終予選進出を決めることができて良かったです。
―――中嶋淑乃選手(サンフレッチェ広島レジーナ)など新戦力の台頭も見られ、3戦全勝の無失点で首位通過となりました。
池田 初戦のインド女子代表戦(◯7-0)は多くの選手がしっかり得点して、第2節のウズベキスタン女子代表戦(◯2-0)に進みました。アジア予選のレギュレーションの関係で、2次予選の他グループの動向が最終予選のホーム&アウェイの順番などに大きく関わってくるので、第2節はそれほど大きな得失点差は必要ないと判断し、まずはボールを失わない戦いに徹しました。もちろん2次予選で様々なゲームマネジメントが考えられるということは、選手たちと事前に共有し、第2節の前にも改めてそのことを伝えました。2得点した後のハーフタイムでは、まだ少し選手に迷いもあったように感じたので、ハーフタイムに私の思っていること、特に本来の我々のコンセプトである『奪う』ということを抑えて、次を見据えた戦いをしなければいけない苦しさやもどかしさがあることを選手たちと共有し、後半は全員が理解してプレーしてくれたと思います。第3節のベトナム女子代表戦(◯2-0)は、特徴としてマンマークで戦ってくるこれまでと違う形でしたが、3試合をクリーンシートで終え、ウズベキスタンの環境にもしっかり適応しながら、アジアの難しい戦いを通じて経験値を積み、チームの成長も見られた2次予選でした。
―――今回の最終予選メンバー22人は、主にどのような面を重視して選考しましたか?
池田 最終予選は朝鮮民主主義人民共和国(DPR Korea)女子代表との対戦が決まり、さらにアウェイとホームの2試合が続く戦いです。特に前線の選手では、それぞれの特長を持った選手を選び、我々の戦いの選択肢が増えるようにしたかったという意図があります。さらに昨年9〜10月の第19回アジア競技大会(2022/杭州)で、DPR Koreaとの決勝(◯4-1)を経験した選手もいるので、それを肌で感じた選手もなでしこジャパンの力になってくれると思います。また、育成年代の代表チームでDPR Koreaと対戦した選手も多いので、相手のイメージは選手それぞれがしっかり持っていると思います。
―――DPR Koreaについてはどのような印象を持っていますか?
池田 攻守にアグレッシブなチームで対人プレーに強く、しっかり走って戦ってくるチームという印象です。ゴールに向かう推進力の強いチームなので、まずはゴールに向かうボールを出させない守備が必要になると思いますし、DFラインの背後を狙ったロングボールも常にあるので、DPR Koreaが前へと進もうとするプレーに対し、我々が良い準備をしていくことが大切になります。人に対して強くくる守備を逆手に取って、それを外すようなボールの動かし方や、我々のコンビネーションプレーも生きてくる部分があると思っています。
―――池田監督はWEリーグ各会場に足を運ぶだけでなく、昨年9月に行われた国際親善試合のアルゼンチン女子代表戦(◯8-0/北九州スタジアム)直後にはアジア大会に向かうなど海外視察も積極的です。
池田 もちろん以前からの様々な映像での分析も継続していますが、現場でしか感じられない情報や各チームのエネルギーがあるので、直接視察することは重要視しています。映像には映らない選手の振る舞いも見られますし、もし我々がそのチームと対峙した時に私が何を思うかというイメージもしやすくなります。実際にアジア大会ではやはりDPR Koreaのパワーを感じましたし、日本戦以外の試合も見ましたが、どこに隙があるのかも含めて各チームの視察をしていました。
―――出場選手に年齢制限がないオリンピックの女子サッカー競技は、ワールドカップ同様に世間から大きな注目が集まる大会です。
池田 前回大会の第32回オリンピック競技大会(2020/東京)も視察していましたが、日本国民の皆さんのオリンピックに対する熱量は無観客であっても本当に大きいと感じましたし、特にオリンピックでの選手の躍動やチームの結果は、様々な方の一生の記憶として残っていくんだろうと思いました。今回の最終予選でパリオリンピックへの出場を必ず決めて、パリでなでしこジャパンが躍動する姿を日本国民の皆さんに見ていただきたいですし、オリンピックを機に女子サッカーを応援してくれる方が増えたり、サッカーを始めたいと思ってくれる子どもたちが増えたりしてくれれば本当に嬉しいことですね。
―――ワールドカップ以後、オリンピック本大会に向けた選手たちの競争が激化しているように感じます。
池田 もちろんそれぞれの選手がオリンピックという大会の重要性を感じているので、そこに向けた意識は高いですが、代表チームはその競争が常にあります。今、選手たちは今回の最終予選を勝ち抜くことにフォーカスしていますし、パリオリンピック出場権を得た後には、必ず世界の舞台に立ちたいという思いが一層高まるものだと思います。また、今のなでしこジャパンは目標に向かって一つになれる強みがあるので、チーム一丸となった力も本大会に向けて生かしていきたいです。
―――その最終予選第2戦は、国立競技場という特別な舞台です。
池田 パリオリンピック出場を懸けた今回のようなビッグマッチを国立競技場で戦えることで、選手のモチベーションは一層上がると思います。観客の皆さんからの声援の力は本当に大きく、我々にとって、とても心強いと感じていますし、大きな喜びを共有するにふさわしい場所で今回の試合ができることを本当に誇りに思います。試合では冷静さも保ちながら、ピッチ上の戦い一つひとつにしっかりフォーカスして勝ち抜き、ご来場いただく観客の皆さんと一緒にパリオリンピック出場を勝ち取りたいと思います。日本女子サッカーの今後にまで関わってくる、今回の最終予選やパリオリンピックという舞台に向け、私自身は責任感と期待感を抱きながら選手たちと準備していきたいと思っています。
―――最後に、最終予選第2戦DPR Korea戦に向けての抱負をお願いします。
池田 この一戦はもちろんパリオリンピックへの道も懸かっていますが、日本女子サッカーの今後にとっても非常に重要な一戦になるということは、チーム全員が理解しています。こういった厳しい戦いは、間違いなく選手やチームを一層成長させてくれると思うので、第1戦と第2戦のトータルで相手をしっかり上回り、パリオリンピックへの切符を掴み取ります。そして、今回の経験を上積みして夏の本大会を迎えるために、ご来場の皆さんと試合を見てくださる皆さんも、ぜひ応援という形でなでしこジャパンと一緒に戦っていただきたいと思います。
■過去のインタビュー掲載プログラム
2023年9月23日 アルゼンチン戦 2023年7月14日 パナマ戦池田 太[いけだ ふとし]
なでしこジャパン(日本女子代表)監督
1970年10月4日生まれ、東京都出身
大学卒業後、1993年から浦和レッズでプレー。96年限りで現役を引退し、翌97年に浦和のユースコーチに就任する。以降、浦和ユースチームのコーチ・監督を務め、02年から08年までは浦和トップチームのコーチを務めた。12年から16年まではアビスパ福岡のコーチを担当。17年にU-19日本女子代表監督に就任する。翌18年に開催されたFIFA U-20女子ワールドカップフランス2018で日本を初優勝に導く。同年11月にU-17日本女子代表の監督も務め、FIFA U-17ワールドカップウルグアイ2018で8強入り。19年は引き続きU-19日本女子代表を指揮し、AFC U-19女子選手権タイ2019で日本の3連覇を達成した。21年10月になでしこジャパンの監督に就任。FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023では8強に進出した。
やらなければいけない
責任がある
マンチェスター・シティ(イングランド)
長谷川唯
※本インタビューは2月5日にオンラインで実施しました。
―――誕生日(1月29日)おめでとうございます。「気付いたら27歳」とSNSで投稿されていましたが、心境としてはいかがですか?
長谷川 運良くけがもあまりしてこなかったですし、体は年齢を重ねた感覚はないですが、メンタル的には「もう全然若くない」と感じています(笑)。日本代表、所属チームとも若い選手が多いので、そういった選手がどれだけ伸び伸びできるか、どれだけ自分を出せるかによってチームは変わると思いますし、結果にも表れるとシティでも代表でも感じています。
―――マンチェスター・シティ在籍2年目の今シーズン、リーグ戦全試合に先発し、ダブルボランチの一角やアンカーでのプレーが中心です。マンチェスター・シティでのプレーで成長した部分はありますか?
長谷川 もともと持っていた守備の特徴が、より出しやすいポジションになりました。チームスタッフも評価してくれています。一方で、難しいところではありますが、チームで評価はしてもらいつつ、日本でプレーしていた時に比べて攻撃にまったく参加しないことも多く、以前からプレーを見てくださっている方たちに少し物足りなさを感じさせてしまっている感覚もあります。
―――チームは守備時に高い位置からプレッシングをかけていき、長谷川選手も前に出て奪い切って得点につなげるプレーも見せています。
長谷川 そうですね。あとはインターセプトが増えたと思います。2列目でプレーしている時もインターセプトは多かったですが、アンカーでプレーすることで自分がボールを取る場面が増え、セカンドボールを拾う場面も多いので、最低限のプレーはできていると思います。
―――これまでも能力として持ち合わせていた部分が、そういったプレーを求められることで、より出せるようになったということでしょうか?
長谷川 以前から守備が好きで、2列目でプレーしている時も後ろの選手にボールを取らせるために、どうやって守備するかを考えてやっていました。今は自分が後ろのポジションになって、役割が入れ替わっただけという感覚です。日本でプレーしていた時も、もし3列目で起用されていたら今と同じような守備での評価を得ていたかもしれません。
―――攻撃時、相手の前線の選手が長谷川選手を消しに来ることが多くあります。その中で自身を囮にしながらパスコースを作る、スペースを空けるといった周囲の選手を生かす動きが効いています。
長谷川 シティにとってアンカーは大事ですし、相手も触らせないようにしてきますが、ガレス・テイラー監督からは周囲を生かす動きを高く評価してもらっています。ただ、自分がボールを受けなくても気にしていないということではありません。昔から囮の動きや味方のコースを作ることは嫌いではないですが、今のポジションでそれをすると、前半は全くボールに触れない試合も多くあります。でも、それが後半になってコースが開く、ボールに触れるようになるといった展開がたくさんあるので、必要なプレーだと言い聞かせながらやっています。
―――昨シーズンはPFA年間ベストイレブンに選出され、今年1月には2027年6月までの新契約を締結しました。高く評価されている証でもあると同時に、長期契約を結べたことは他の日本人選手に対しても大きな意味を持つことだと思います。
長谷川 イングランドが女子サッカーに力を入れているからこそ、この契約もあると思っていて、タイミングもすごく良かったです。もちろん評価してもらっていることはうれしいですし、契約が1年半残っていた中で契約更新の話をもらったことは、すごくポジティブに捉えています。自分もシティのサッカースタイルが好きですし、このチームでトップを目指したい気持ちがあるので、迷いは一切ありませんでした。
―――日本人選手もイングランドをはじめとしたヨーロッパに渡る選手が増え、今回の日本代表に招集されている谷川萌々子選手や古賀塔子選手は高校を卒業して、そのまま海外へ移籍することを選択しました。移籍市場を考えても男子サッカーに近づいている感覚でしょうか?
長谷川 日本人選手の評価が上がったと思っています。それはもちろんFIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023での成績や内容で日本のサッカーが伝わったからこそ、今の状況があると思います。あとは女子サッカー全体が発展することで、男子同様に若い選手を獲得するチームが増えてきています。日本は世代別代表が常に結果を残していますし、強豪チームが早い段階で目をつけてくれることも、十分にあり得ることなので、個人としてのうらやましさはありますし、日本がどんどん認められてきているうれしさのどちらも感じています。
―――日本代表では現在インサイドハーフでのプレーが中心です。プレー面や頭の切り替えの難しさもある中で、長谷川選手はどのように取り組んでいますか?
長谷川 日本代表では特に守備面でのやりやすさを感じています。ポジション取りへのこだわりが強く、ボールが移動した時の1歩、2歩のポジション修正も細かいです。味方が空けたスペースを周囲の選手が埋める意識が強いですし、シティと代表で頭の切り替えの難しさやプレーを変えることが大変と感じたことはありません。
逆に攻撃面では、シティは外国人選手が個人で勢いを持って打開していくことが多い分、自分がバランスを取ることが多く、任せ切りの部分がありますが、代表では自分がアクセントになるプレーをすることでチャンス、得点に繋がる場面も少なくないです。前目のポジションですし、よりリスクのある、チャンスになりそうなボールを狙うことやチャレンジをすることは代表でプレーしている方が確実に多いです。
―――FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023では3バック中心で戦いましたが、以降は主に4バックで戦っています。
長谷川 所属チームで4バックをやっている選手が代表は多く、そもそも3バックが新しい挑戦だったので、今は挑戦というよりもいろいろな確認をしている感覚です。そういう意味ではそこまで崩れることはなくできていると思いますし、これまでやっていた3-4-3にもシステムを変えやすい4-3-3でやっていることは、スムーズに戦い方を変えられる要因にもなると思います。
―――戦い方の組み立てはどうでしょうか?
長谷川 試合に向けての相手の分析と対策や、基本的な攻撃の形、意識はチームとして持っていますが、特に攻撃面では発想や思い切りの良さ、個人でのチャレンジが絶対に必要になると思います。シティの方が攻撃ではポジショニングの決まり事が少し多く、代表の方がより自由にやることが多いと感じています。一方で守備は、どこから相手をはめていくか、そしてそれがうまくいかなかった時の違うやり方、オプションを持つことでうまくいくようになってきたと、特にワールドカップでの経験を得た中で感じています。
―――ワールドカップの経験が今にかなり生きていると。
長谷川 フォーメーションを変えて相手に対応することがワールドカップではできなかったので、今は4-3-3をやることでオプションが増えたのはすごくプラスです。ワールドカップではハーフタイムになるまで手を打てなかった感覚がありましたが、オプションがあることで、より早く修正でき、より早く点を取れると思うので、今はオプションを増やすことを前向きに捉えてトライできています。
―――最終予選は朝鮮民主主義人民共和国との2連戦です。相手にはどんな印象をお持ちですか?
長谷川 私自身はアンダー世代でしか対戦したことがないですし、近年は相手が試合を実施していた情報もなく、映像も見ることができていません。もちろんアジア競技大会には出場していましたが、私自身はヨーロッパで見ることができなかったこともあって、個人的には「どんな感じなんだろう」という感覚です。まずはアウェイゲームですが、通常のアウェイでの対戦よりも不利になる部分が多くあるのではないかと強く思っています。あらゆる対策をして、最善の準備をしなければいけません。プレーの激しさもあるでしょうし、自分たちの想定以上に足元がうまかったり、予測していなかったことが起きる可能性もあるので、その予測範囲をできるだけ広げて、どんな状態でも落ち着いて対応できるようにしないといけません。
―――2戦目はホーム、国立競技場での開催です。
長谷川 ホームが2戦目にあることは、すごくポジティブです。自分たちにとってはプラスでしかないと思っていて。ファン・サポーターの方からの応援は試合中、力になりますし、普段のチームでのプレーをなかなか直接見てもらえない方たちにも見てもらえるチャンスでもあって。自分自身はプレッシャーというよりも楽しみな部分が大きく、ホームでしっかりと決めて、オリンピックに向けていろいろな方になでしこジャパンへの興味を持ってもらいたいと思っています。国立競技場という素晴らしい舞台でできるので、たくさんの方に集まってもらいたいです。
―――ワールドカップでの戦いを見て、関心を持った方も多くいる中、オリンピックに出場する意味も大きいものがあります。
長谷川 男子サッカーと違い、女子サッカーにとってのオリンピックはものすごく意味のある大会で、年齢制限もなく、結果によって女子サッカーの盛り上がりが変わる、大きな大会です。世界的に女子サッカーが発展してきている中で、まず人気で劣らないために、オリンピックという舞台で結果を出すことは大きな意味がありますし、それをやらなければいけない責任も自分たちにはあります。オリンピック出場を決めることが第一ですが、大きな大会でしっかりとなでしこジャパンのプレー、情熱を示し、内容でもいろいろな方に興味を持ってもらえるプレーをしたいと思っています。
■過去の選手インタビュー掲載プログラム
2023年9月23日 アルゼンチン戦(熊谷紗希) 2023年7月14日 パナマ戦(長野風花)長谷川 唯[はせがわ ゆい]
マンチェスター・シティ/イングランド所属
1997年1月29日生まれ
宮城県出身 157cm/47kg
国際Aマッチ78試合、20得点
(2024年2月20日時点)
戸木南ボンバーズ少女サッカーチーム→戸田南FCスポーツ少年団→戸木南ボンバーズFC→日テレ・メニーナ→日テレ・東京ヴェルディベレーザ→ACミラン(イタリア)→ウェストハム・ユナイテッド(イングランド)→マンチェスター・シティ(イングランド)
16:30頃 | 開門 |
---|---|
16:50頃 | フラッグベアラー募集 |
17:15頃 | KIRIN アフターマッチサイン参加者募集 |
17:40頃 | 選手ウォーミングアップ(adidas サイン入りミニボールプレゼント) | 18:20頃 | 選手入場 |
18:30頃 | 前半キックオフ |
19:30頃 | 後半キックオフ |
ウォーミングアップに登場する際、選手がサイン入りミニボールをスタンドに蹴り入れてプレゼントします。
なでしこジャパン応援グッズをゲットしよう!
大人気サッカー日本代表の応援グッズを購入し、選手を後押ししよう!
商品名:サッカー日本女子代表 2022 ホームレプリカユニフォーム
価格:11,000円(税込)
商品名:サッカー日本代表アンセムジャケット
価格:11,000円(税込)
当日会場限定販売商品のご紹介
2024年2月28日 パリオリンピック2024 女子サッカー アジア最終予選 なでしこジャパン(日本女子代表)対朝鮮民主主義人民共和国女子代表マッチデーグッズを販売いたします。
対戦相手、試合日、試合開催地が入った限定デザイングッズとなっております。
・マッチデータオルマフラー2024.2.28:2,400円(税込)
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日本代表専属 西シェフ監修「日本代表カレー」販売!
日本代表専属シェフとして200試合以上の遠征に帯同してきた西シェフ監修のカレーが、日本サッカー協会公認商品として試合会場に登場!
数々の代表選手を支えてきた味を、是非ご賞味ください。
日本代表カレー 900円(税込)
なでしこジャパンタオルマフラーが貰える!!
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選手と一緒にピッチに立てるフラッグベアラーを、ご来場の皆様から6名選出。スタンドでアピールしよう!
実施場所:座席スタンド
実施時間:16:50頃
参加費:無料
試合後にピッチレベルで監督・選手のサインがもらえます。ご来場の皆様から2名選出。スタンドでアピールしよう!
実施場所:座席スタンド
実施時間:17:15頃
参加費:無料
スタジアム内を巡りながら、隠された宝箱を探そう!
スタジアム内に3ヶ所設置された手がかりを巡りつつ、参加冊子に記載されたナゾトキに挑戦していただきます。ナゾを解き、見事場内に隠された宝箱を見つけることができたらクリア賞をプレゼントします。
受付場所:調整中
※受付で参加冊子をお受け取りください
実施時間:開場~ハーフタイム終了まで
※クリア賞の配布もハーフタイム終了までとさせていただきます
受付方法:先着順(500名様)
※参加冊子がなくなり次第、終了とさせていただきます
参加費:無料
推奨年齢:小学生以上
※大人の方だけでも参加いただけます
所要時間:約20分
JFA公式アプリ「JFA Passport」会員証&クーポン提示でプレゼントをGETしよう!
JFA Passportのクーポン画面をご提示いただいた方に、JFA Passport オリジナルグッズ2種類の中からお好きなものを1つプレゼントします!(各種先着200個)
JFAキッズアンバサダー「エースバーン」がデザインされたリュックとボールのセット(JFAスターターキット)を8歳以下のお子様にプレゼントします。パークで実施する「めざせクラッキ!」のプログラムに参加し、JFA Passportの会員証画面をご提示ください(先着合計100個、各色なくなり次第終了)/p>
実施場所:場外1カ所
実施時間:~前半キックオフまで
オリンピック出場を懸けたチームを後押しするべく、選手入場前に国立競技場上空へドローンを放ち、日本代表エンブレムをはじめとした様々なシルエットがスタジアム上空の夜空を彩ります。
実施時間:両チーム選手入場前(18:15頃)
使用台数:300機
投影場所:南サイドスタンド・バックスタンド間の上空
※座席位置により屋根等の死角となる場合があります。 北サイドスタンド(ホームゴール裏)が一番見やすいエリアになります。
※雨天または強風の場合、中止となる場合があります。
特設ブースにてフェイスペインティング用のシールをお配りします。お友達やご家族みんなでフェイスペイントをして、一緒に盛り上がろう!
※顔に貼る、シールタイプのフェイスペインティングです。
※マスクに添付した際の色移り等、主催者側では一切の責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
実施場所:【場内】1か所
実施時間:開場~ハーフタイム終了まで
参加費:無料
ご家族やご友人と一緒に撮影ができる記念撮影スポットが登場します。
※写真は一例です。当日の状況により内容は変更になる可能性があります。
各ブースや売店では、耳や言葉の不自由な方に安心・安全にご利用いただけるよう、筆談ボードをご用意しています。
必要な方は、お気軽にスタッフへお声掛けください。
朝鮮民主主義人民共和国
出典:外務省ホームページ
朝鮮民主主義人民共和国(DPR Korea)女子代表は、2000年代にはFIFAランキングでアジア最上位に立つなど女子サッカーの強豪として知られるチームだ。強靭なフィジカルとロングキック、そして闘争心むき出しのプレーが特長で、AFC女子アジアカップでは3回の優勝経験(2001、2003、2008年大会)を誇る。
日本もこれまでDPR Koreaに何度も苦戦を強いられてきた。しかし、約20年前の2004年4月24日に改修前の国立競技場で行われたAFC女子サッカー予選大会2004(アテネオリンピック2004アジア地区予選)で、日本が3-0で勝利。3万1324人の大観衆の前で2大会ぶりのオリンピック出場を決め、世間の大きな注目を浴びた。
当時、日本の中心選手として活躍していた澤穂希さんは「あの1勝でなでしこジャパン(日本女子代表)という名前をたくさんの方々に知っていただいた。当時の女子サッカーでは考えられない3万人以上のファン・サポーターが国立競技場に応援に来てくださって、そこで勝てたことは、過去(を振り返ると)ベスト3に入るくらい、日本女子サッカーの歴史を変えた試合でもあったかなと思う」と回想しており、日本女子サッカーの転機とも言うべき試合も、DPR Koreaとの一戦だった。
その後、DPR Koreaは国際大会への出場停止処分や出場辞退などが続いた。2021年に行われた第32回オリンピック競技大会(2020/東京)もアジア予選への出場を辞退した。しかし、昨年は活発に活動しており、2023年9~10月に行われた第19回アジア競技大会(2022/杭州)では決勝に進出。アジア競技大会日本女子代表と対戦して1-4で敗れて準優勝となったが、同大会でもDPR Koreaらしいサッカーは健在で、キックオフ直後からアグレッシブなプレッシングを見せ、両サイドバックも積極的に攻め上がる攻撃的なスタイルだった。11~12月には、中国で行われたEAFF E-1 サッカー選手権 2024の予選大会に出場し、グループステージを3戦全勝で突破。チャイニーズ・タイペイとの決勝を5-0で制して決勝大会への出場権を得た。
今回の女子オリンピック サッカートーナメント パリ 2024 アジア2次予選では、韓国、中国、タイと同組のグループBを2勝1分けで1位通過しており、3大会ぶり3回目のオリンピック出場を目指している。
日本との過去の対戦成績
12勝5分け7敗(得点33、失点24)
1990/10/6 △ 1-1 第11回アジア競技大会(北京)
1991/5/26 ● 0-1 第8回アジア女子選手権
1997/12/12 ○ 1-0 第11回アジア女子選手権
1998/12/10 ○ 3-2 第13回アジア競技大会(バンコク)
1999/11/21 ○ 3-2 第12回アジア女子選手権
2001/12/10 ○ 1-0 第13回アジア女子選手権
2001/12/16 ○ 2-0 第13回アジア女子選手権 決勝
2002/10/2 ○ 1-0 第14回アジア競技大会(釜山)
2003/6/19 ○ 3-0 第14回アジア女子選手権
2004/4/24 ● 0-3 AFC女子サッカー予選大会2004(アテネオリンピック2004アジア地区予選)
2005/8/1 ○ 1-0 東アジア女子サッカー大会2005
2006/7/30 ○ 3-2 AFC女子アジアカップオーストラリア2006
2006/12/13 △ 0-0(PK4-2) 第15回アジア競技大会(ドーハ)
2008/2/18 ● 2-3 東アジア女子サッカー選手権2008決勝大会
2010/5/24 ● 1-2 AFC女子アジアカップ中国2010
2010/11/18 △ 0-0 第16回アジア競技大会(広州)
2010/11/22 ● 0-1 第16回アジア競技大会(広州) 決勝
2011/9/8 △ 1-1 女子サッカーアジア最終予選/ロンドンオリンピック予選
2013/7/25 △ 0-0 EAFF女子東アジアカップ2013決勝大会
2014/10/1 ○ 3-1 第17回アジア競技大会(仁川)
2015/8/1 ○ 4-2 EAFF女子東アジアカップ2015決勝大会
2016/3/9 ● 0-1 女子サッカーアジア最終予選(リオデジャネイロオリンピック2016)
2017/12/15 ○ 2-0 EAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会
2018/8/25 ● 1-2 第18回アジア競技大会(ジャカルタ・パレンバン)
FIFA女子ワールドカップ成績
出場:4回
1991 予選敗退
1995 不参加
1999 グループステージ
2003 グループステージ
2007 準々決勝
2011 グループステージ
2015 出場停止
2019 予選敗退
2023 不参加
オリンピック成績
出場:2回
1996 不参加
2000 予選敗退
2004 予選敗退
2008 グループステージ
2012 グループステージ
2016 予選敗退
2020 不参加
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1.所属クラブ 2.所属チーム歴 3.生年月日 4.出身地 5.身長/体重 6.日本代表デビュー 7.国際Aマッチ出場数/得点数(2024年2月21日現在、GKの「得点」は失点数) 8.SNSアカウント
山下杏也加
YAMASHITA Ayaka
平尾知佳
HIRAO Chika
田中桃子
TANAKA Momoko
熊谷紗希
KUMAGAI Saki
田中美南
TANAKA Mina
清水梨紗
SHIMIZU Risa
清家貴子
SEIKE Kiko
上野真実
UENO Mami
長谷川唯
HASEGAWA Yui
杉田妃和
SUGITA Hina
北川ひかる
KITAGAWA Hikaru
林穂之香
HAYASHI Honoka
南萌華
MINAMI Moeka
長野風花
NAGANO Fuka
千葉玲海菜
CHIBA Remina
中嶋淑乃
NAKASHIMA Yoshino
植木理子
UEKI Riko
高橋はな
TAKAHASHI Hana
石川璃音
ISHIKAWA Rion
藤野あおば
FUJINO Aoba
谷川萌々子
TANIKAWA Momoko
古賀塔子
KOGA Toko
日本女子代表
NADESHIKO JAPAN
日本サッカー協会
FIFAランキング:8位
(2023年12月15日発表)
スタッフ
選手
GK
#1 山下杏也加
1995.09.29 INAC神戸レオネッサ
#21 平尾知佳
1996.12.31 アルビレックス新潟レディース
#18 田中桃子
2000.03.17 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
FP
#4 熊谷紗希
1990.10.17 ASローマ(イタリア)
#11 田中美南
1994.04.28 INAC神戸レオネッサ
#2 清水梨紗
1996.06.15 ウェストハム・ユナイテッド(イングランド)
#17 清家貴子
1996.08.08 三菱重工浦和レッズレディース
#8 上野真実
1996.09.27 サンフレッチェ広島レジーナ
#14 長谷川唯
1997.01.29 マンチェスター・シティ(イングランド)
#6 杉田妃和
1997.01.31 ポートランド・ソーンズFC(アメリカ)
#13 北川ひかる
1997.5.10 INAC神戸レオネッサ
#16 林穂之香
1998.05.19 ウェストハム・ユナイテッド(イングランド)
#3 南萌華
1998.12.07 ASローマ(イタリア)
#10 長野風花
1999.03.09 リバプールFC(イングランド)
#22 千葉玲海菜
1999.04.30 アイントラハト・フランクフルト(ドイツ)
#7 中嶋淑乃
1999.07.27 サンフレッチェ広島レジーナ
#9 植木理子
1999.07.30 ウェストハム・ユナイテッド(イングランド)
#5 高橋はな
2000.02.19 三菱重工浦和レッズレディース
#12 石川璃音
2003.07.04 三菱重工浦和レッズレディース
#15 藤野あおば
2004.01.27 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
#19 谷川萌々子
2005.05.07 FCローゼンゴート(スウェーデン)
#20 古賀塔子
2006.01.06 フェイエノールト(オランダ)
朝鮮民主主義人民共和国女子代表
DPR KOREA WOMEN'S NATIONAL TEAM
朝鮮民主主義人民共和国サッカー協会
FIFAランキング:9位
(2023年12月15日発表)
スタッフ
選手
GK
#1 パク・ジュミ
2003.01.07 ネゴヒャン女子蹴球団
#21 キム・ジョンスン
2003.10.13 4.25体育団
#18 ユ・ソングム
2003.11.08 小白水体育団
DF
#16 パク・シンジョン
1997.07.27 鴨緑江体育団
#20 リ・ヒェギョン
1999.04.24 鴨緑江体育団
#4 ポン・ソンエ
2001.11.30 ネゴヒャン女子蹴球団
#5 ソン・チュンシム
2002.05.29 平壌体育団
#2 リ・ミョングム
2003.01.01 ネゴヒャン女子蹴球団
MF
#9 ジュ・ヒョシム
1998.06.21 4.25体育団
#12 チェ・クムオク
2002.02.03 ネゴヒャン女子蹴球団
#8 リ・スジョン
2002.07.05 ネゴヒャン女子蹴球団
#6 ミョン・ユジョン
2003.08.29 4.25体育団
FW
#15 ウィ・ジョンシム
1997.10.13 4.25体育団
#7 スン・ヒャンシム
1999.12.02 平壌体育団
#3 リ・クムヒャン
2001.04.22 ネゴヒャン女子蹴球団
#17 キム・キョンヨン
2002.01.02 ネゴヒャン女子蹴球団
#11 ハン・ジンホン
2002.02.16 4.25体育団
#10 リ・ハク
2002.06.12 4.25体育団
#19 リ・ジョングム
2002.08.09 4.25体育団
#22 キム・ヒェヨン
2003.03.11 ネゴヒャン女子蹴球団
#13 キム・チュンミ
2003.06.01 4.25体育団
#14 ホン・ソンオク
2003.08.21 鴨緑江体育団
今後の各男女代表チームの試合スケジュールは下記よりご覧ください。
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パリオリンピックの切符を掛けた最終決戦になでしこジャパン(日本女子代表)が挑む。国立競技場でその瞬間を見届けよう。全員で勝ち獲ろう。
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パリオリンピック2024女子サッカーアジア最終予選に向けて活動するなでしこジャパンに密着。
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