4
前半
0
2
後半
0
SAMURAI BLUE
日本代表
6
-
0
4
前半
0
2
後半
0
EL SALVADOR
エルサルバドル代表
1’
谷口彰悟
4’
上田綺世
25’
久保建英
44’
堂安律
60’
中村敬斗
73’
古橋亨梧
2023.6.15[Thu]19:10KICK OFF
愛知/豊田スタジアム
STARTING MEMBER
12
GK
大迫敬介
3
DF
谷口彰悟
4
DF
板倉滉
24
DF
森下龍矢
2
DF
菅原由勢
HT OUT
5
MF/FW
守田英正(Cap.)
76’ OUT
7
MF/FW
三笘薫
HT OUT
19
MF/FW
旗手怜央
10
MF/FW
堂安律
64’ OUT
9
MF/FW
上田綺世
64’ OUT
20
MF/FW
久保建英
64’ OUT
SUBSTITUTE
23
GK
シュミット・ダニエル
1
GK
中村航輔
21
DF
伊藤洋輝
22
DF
瀬古歩夢
6
MF/FW
遠藤航
14
MF/FW
伊東純也
18
MF/FW
浅野拓磨
64’ IN
11
MF/FW
古橋亨梧
64’ IN
17
MF/FW
川辺駿
64’ IN
8
MF/FW
鎌田大地
16
MF/FW
相馬勇紀
HT IN
25
MF/FW
前田大然
15
MF/FW
伊藤敦樹
76’ IN
13
MF/FW
中村敬斗
HT IN
26
MF/FW
川﨑颯太
HEAD COACH
森保一
STARTING MEMBER
1
GK
マリオ・ゴンサレス (Cap.)
4
DF
エリク・サバレタ
5
DF
ロナルド・ロドリゲス
3’ 退場
15
DF
アレクサンデル・ロルダン
74’ OUT
21
DF
ブライアン・タマカス
6
MF
ナルシソ・オレジャナ
74’ OUT
8
MF
ブライアン・ランダベルデ
HT OUT
17
MF
ハイロ・エンリケス
67’ OUT
7
MF
ジョシュア・ペレス
19
FW
ケビン・レジェス
27’ OUT
9
FW
ブライアン・ヒル
67’ OUT
SUBSTITUTE
18
GK
トマス・ロメロ
22
GK
オスカル・プレイテス
3
DF
ロベルト・ドミンゲス
27’ IN
2
DF
エリック・カバルセタ
12
DF
ウィリアム・カナレス
74’ IN
20
MF
ワルテル・ピネダ
14
MF
クリスティアン・マルティネス
74’ IN
16
MF
アロルド・オソリオ
23
MF
メルビン・カルタヘナ
HT IN
13
MF
レオナルド・メンヒバル
10
FW
マイエル・ヒル
67’ IN
11
FW
クリスティアン・ヒル
67’ IN
HEAD COACH
ウーゴ・ペレス
大量6得点で勝利
谷口選手、上田選手、
中村選手が代表初ゴール
RESULT
JAPAN NATIONAL TEAM日本代表
64 前半 02 後半 00
EL SALVADOR NATIONAL TEAMエルサルバドル代表
SAMURAI BLUE(日本代表)は6月15日(木)、愛知の豊田スタジアムでキリンチャレンジカップ2023のエルサルバドル代表戦を行い、上田綺世選手や久保建英選手らのゴールで6-0の快勝を飾りました。
3月シリーズの2試合では未勝利に終わっていましたが、この試合で森保一監督の第二次政権における初勝利を飾りました。
森保監督は前日会見で語ったとおり、4-1-4-1の布陣でこの試合に臨みました。最前線には上田綺世選手(セルクル・ブルージュKSV)が入り、2列目は中央に堂安律選手(SCフライブルク)と旗手怜央選手(セルティック)、右サイドに久保建英選手(レアル・ソシエダ)、左サイドに三笘薫選手(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC)を配置。アンカーの位置には守田英正選手(スポルティングCP)が入りました。
最終ラインは板倉滉選手(ボルシアMG)と谷口彰悟選手(アルラヤンSC)がセンターバックコンビを組み、右サイドバックは菅原由勢選手(AZアルクマール)、左サイドバックはこの試合が代表デビューとなる森下龍矢選手(名古屋グランパス)。GKには大迫敬介選手(サンフレッチェ広島)が入りました。
また、この6月シリーズから遠藤航選手(VfBシュツットガルト)が正式にキャプテンに就任しましたが、この試合ではベンチスタートとなったため、守田選手がキャプテンマークを巻きました。
日本のキックオフでスタートした前半は、開始10秒あまりで板倉選手から三笘選手へのロングパスが通り、三笘選手がドリブルを仕掛けて相手に倒されFKを獲得します。そして久保選手の鋭いキックに谷口選手が打点の高いヘディングで合わせ、わずか52秒で先制。谷口選手にとっては代表初ゴールでした。
さらにその直後、上田選手が相手のバックパスに対してチャージをかけ、ペナルティエリア内で倒されてPKを獲得します。このプレーで上田選手を倒した相手にはレッドカードが提示され、日本は開始3分で数的有利を得ることになります。獲得したPKは上田選手自らが決めて、こちらも代表初ゴールを記録し、日本は4分で2点のリードを得ます。
その後も日本がペースを握って攻撃を仕掛けていきます。17分には中盤でのパスワークから三笘選手が左サイドに開いた旗手選手に展開し、折り返しを久保選手が合わせましたが、わずかにゴール左へ。その後、板倉選手や旗手選手がミドルシュートを放っていきます。
そして25分、三笘選手が左サイドの深い位置でのキープからクロスを入れ、相手のクリアボールを再び三笘選手が拾って久保選手へ。久保選手は左足を振り抜いてゴール右隅へと蹴り込み、追加点を奪いました。
その後も旗手選手や菅原選手が惜しいシュートを放っていくと、44分には自陣からのロングボールを上田選手が収め、左サイドに展開。これを受けた三笘選手が鋭いカットインから右足を振り抜き、相手GKが弾いたボールを堂安選手が押し込み、4点のリードで前半を折り返しました。
後半開始から、日本は菅原選手、三笘選手に代えて相馬勇紀選手(カーザ・ピアAC)、中村敬斗選手(LASK)を投入。相馬選手は右サイドバックに入りました。
51分、日本は多くの選手が絡む攻撃を見せ、左サイドの深い位置まで侵入した旗手選手がマイナス方向に折り返します。これを受けた堂安選手がボールキープからシュートを放ち、相手GKが弾いたところを上田選手が押し込みます。日本の5点目かと思われましたが、VARチェック後、オフサイドの判定となりました。
それでも60分、日本は高い位置からプレスをかけて中盤でボールを奪い、久保選手にボールが渡ります。久保選手は冷静にキープしながら相手の股を抜くパスを出し、中村選手が冷静に沈めて5点目を奪います。中村選手にとってもこれが代表初ゴールでした。
65分には久保選手に代えて浅野拓磨選手(VfLボーフム)、堂安選手に代えて川辺駿選手(ウォルバーハンプトン・ワンダラーズ)、上田選手に代えて古橋亨梧選手(セルティック)を投入します。迎えた73分、中盤でのパス回しから右サイドの相馬選手へパスが渡ると、フリーで上げたクロスに合わせたのは古橋選手。巧みな動きでマークを外し、ヘディングシュートを叩き込みました。
76分、守田選手に代わって伊藤敦樹選手(浦和レッズ)が代表デビューのピッチに立ちます。伊藤選手は体調不良で離脱した川村拓夢選手(サンフレッチェ広島)に代わって前日に追加招集されたばかりでした。
さらに攻撃を続けた日本は90分、CKの流れの中で大きく浮いたボールを伊藤選手がダイレクトで合わせると、これを拾った板倉選手が倒れ込みながらシュートを放ちます。相手GKがブロックした跳ね返りを相馬選手が狙いましたが、右ポストを直撃して惜しくも追加点はなりませんでした。
フレッシュな顔ぶれが躍動し、大量ゴールが生まれた試合はこれでタイムアップ。日本が6-0で完封勝利を飾りました。
日本代表は6月20日、パナソニックスタジアム吹田でペルー代表と対戦します。
公益財団法人
日本サッカー協会
会長
田嶋 幸三
ようこそ、キリンチャレンジカップ2023へ。キリンチャレンジカップ6月の2連戦の相手はエルサルバドル代表とペルー代表です。南米サッカー連盟(CONMEBOL)と北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)は今年1月、サッカーの発展を強化するための戦略的協力協定を締結しました。これによってCONMEBOLコパアメリカ2024にCONCACAF加盟の6カ国が招待され、アメリカで開催されることになりました。CONCACAFの6チームはConcacafネーションズリーグ2023-24の成績によって決まることから、エルサルバドルはコパアメリカ出場権を視野に入れ、強化を図っているはずです。ペルーは、FIFAランキング(2023年4月6日現在)21位と、日本(同20位)と互角の実力。2011年以来12年ぶりの対戦だけに周到な準備をしてSAMURAI BLUE(日本代表)の前に立ちはだかるでしょう。いずれも強豪ひしめく中南米のチーム。それぞれFIFAワールドカップ2026予選を控えており、その試金石ともなる大会だけに厳しい戦いになることは必至です。SAMURAI BLUEの森保一監督も熱い戦いをしたいと意気込んでいますし、主力選手のさらなる成長や新戦力の台頭も楽しみなところです。多くの皆さんに観戦していただき、SAMURAI BLUEの成長と躍進を支えていただきたいと思います。最後になりましたが、特別協賛のキリングループをはじめとするスポンサー各社、大会運営にご尽力いただいた愛知県サッカー協会、大阪府サッカー協会、およびボランティアの皆さまに心から感謝申し上げます。
キリンホールディングス
株式会社
代表取締役社長
磯崎 功典
この度、SAMURAI BLUE(日本代表)の国際親善試合「キリンチャレンジカップ2023」に特別協賛いたします。まだ見ぬ新しい景色を目指し、世界中で活躍する選手たちがSAMURAI BLUEに再び集結しました。今回のエルサルバドル代表、ペルー代表との対戦は、次なる世界の大舞台に向けて重要な強化試合となります。SAMURAI BLUEの躍動感にあふれた見応えのある試合と、さらなる飛躍を期待し、ファン・サポーターの皆さまと共に力強く応援してまいります。私たちキリングループは、1978年より40年を超えて、サッカー日本代表を応援してきました。それは、どんな逆境でも未来に向かって進んできた日本サッカー界と、その可能性を信じ声援を送り続けてきたファン・サポーターの皆さまと共にキリンが歩んできた歴史でもあります。私たちは、サッカーが持つ「人や社会を元気にする力」を信じています。これからもキリンは、その力を広げ、人や社会がつながる「よろこび」を創り出すことで、世の中に力を生み出す企業であり続けたいと願っています。そして、日本サッカー協会オフィシャルトップパートナーとして、各カテゴリーの日本代表をはじめ、すべてのサッカーファミリーの皆さまを全力で応援し続けます。最後になりますが、本大会の主催である公益財団法人日本サッカー協会をはじめ、大会運営にご尽力いただく関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。
一度壊して
新しいものを
作っていく
SAMURAI BLUE(日本代表)監督
森保 一
※本インタビューは5月31日にオンラインで実施しました。
―――まずはFIFAワールドカップカタール2022以来の活動となった3月のキリンチャレンジカップ2023について振り返っていただきたいと思います。ウルグアイ代表戦は1-1、コロンビア代表戦は1-2という結果でした。
森保 結果的には1分1敗、内容的にもスムーズにいかないところがありました。ただ、3月の活動では、もちろん全力は尽くしながらも、あり得ることだとも考えていました。カタール大会のメンバーから入れ替えを図り、これまで日本代表を引っ張ってきた選手が外れて(メンバー構成の)バランスも変わったなかでチームを作り上げていくという、新しいスタートラインに立つことになるわけですから。全体の意思共有を含めてどういった難しさがあるのか、理解できたことは収穫でもありました。
―――ベテランが外れ、若い選手たちを多く招集した意図をあらためて教えてください。
森保 現段階の強化としては、経験の浅い選手を底上げしていくことでチーム全体の底上げにつなげたい思いがあります。選手の選択肢、チーム戦術の選択肢を広げていきつつ、最終的によりレベルの高いチームにしていきたいとの旨を選手たちにも伝えています。これまでチームを引っ張ってくれた選手たちが活動にいないなかでも、自分たちでやっていこうとする気持ちが表れていたのはとても良かったこと。これから強いチームに成長していけると感じました。ただ、招集外となった経験のある選手たちを代表メンバーから完全に外すということではありません。所属クラブで活躍していけば、競争のテーブルにもちろん乗ってきます。そこはニュートラルに見ていくことになります。
―――ウルグアイ戦の前日会見では「ボールを握って攻撃を仕掛けるという課題にトライしてほしい」とのコメントもありました。
森保 まず前提として、ボールを奪った瞬間、ボールを保持している時間において、ゴールに結びつくプレーができるときには素早くゴールに向かっていく。ここを忘れてはならないですし、カウンター攻撃ができないときは無理に仕掛けずに保持しながらチャンスをうかがっていくため、試合をコントロールしてボール保持率を高めることはこれまでもやってきたことです。しかしカタール大会での戦いを振り返ったなかで、強い相手に対してはボールをなかなか握れなかった。より高いレベルにあるチームと戦うときにもボールを握って試合をコントロールできるようにしていくことはわれわれの課題でもあります。
―――サイドバックがインサイドにポジションを取ってビルドアップに関わるなど新たな取り組みもありました。
森保 日本代表の強みの一つは2列目における選手層の厚さです。GKからボールを動かしていくうえで、サイドバックの選手は状況によって内側でプレーしてビルドアップに関わり、2列目の選手は幅を使って攻撃できるように、今後の選択肢になるようなトライをした部分ではあります。とはいえ、それだけをやってほしいということではありません。例えばサイドバックは内側に入るのか、逆に外側で幅を使うのか、あくまでも自分たちには効果的でありつつ、相手が嫌がるポジショニングでプレーしてもらうことが一番です。選手たちがチャレンジするポイントを意識して戦ってくれたことに対しては、本当によく頑張ってくれたと思いますが、相手に対してダメージを与えられていなかったことも事実としてありました。
やはり相手の背後を取ってゴールへ向かっていけるのであれば、そこを狙ってもらいたい。その優先順位が薄れてしまい、相手にとって危険となるボールの動かし方ができず、崩すことを難しくしていました。たとえミスがあったとしてもチャンスにつながるプレーを選択してもらうために、こちらがもっと背中を押していくところが必要だったとも感じています。ただ、この部分に関して言えば、ウルグアイ戦の前半よりも後半、ウルグアイ戦よりもコロンビア戦と、選手たちに働きかけ、修正を加えながらやっていきました。
―――最初からスムーズにはいかないことも想定しながら、ということでしょうか。
森保 チームづくりとしては「一度壊してみる」、そんなイメージです。メンバーも入れ替え、さまざまなことを土台の部分から共有して作り上げ、スムーズにいくようになったときに、これまで積み上げてきた過去の経験を乗せていく形でもいいのかなと思っています。選手は入れ替わり、選手自身も成長して変わっていく。となれば、サッカー自体は多少なりとも変わっていきますから。もちろんチームとして基本の部分、不変の部分はあるにせよ、一度壊して新しいものを作っていくような感覚を持っています。
―――3月は結果として1分1敗に終わりました。ウルグアイ、コロンビア両代表ともにプレー強度、モチベーションも高く、いずれも緊迫したゲームとなりました。
森保 国際親善試合という括りにおいてではありますが、日本代表に対する警戒心、対策、集中力といったものが格段に上がったような気がしています。カタール大会を終えて日本に対する見方がどう変わったのかはわかりませんが、ウルグアイ代表、コロンビア代表との戦いを通じて、相手の姿勢にも変化を感じることができました。これも日本代表の進化だと言えるのかもしれません。たとえ勝つことが難しくなるとしても、厳しい戦いになればなるほどレベルアップでき、われわれとしてはありがたいことです。
―――今回のキリンチャレンジカップ2023初戦ではエルサルバドル代表と対戦します。2019年6月9日の前回対戦(ひとめぼれスタジアム宮城)では日本が2-0で勝利しています。
森保 対戦相手については、選択肢のなかで最も強いチームと戦わせてもらいたいと常にお願いをしてありますし、エルサルバドル代表は間違いなく強いという認識を持っています。われわれはカタール大会でコスタリカ代表と対戦するにあたって、北中米カリブ海最終予選での戦いも分析しましたが、エルサルバドルは非常に拮抗した試合をしていました。粘り強く守備をしながら、局面においては丁寧につないで崩してくる特徴があります。本大会出場は叶わなかったとはいえ、とても良いチームだと思います。
―――エルサルバドル代表を率いるウーゴ・ペレス監督はアメリカ代表として1994年のFIFAワールドカップアメリカに出場しています。現役時代に対戦経験があるとも聞きました。
森保 チームスタッフが教えてくれたんですが、1993年のキリンカップサッカー93で戦っています(3月14日、国立競技場)。アメリカ代表のキープレーヤーで、(ハンス・)オフト監督から「あの選手をしっかりマークしろ」と命じられていたのですが、そのペレスさんに先制点を奪われた苦い思い出があります。監督として再び対戦できるのは個人的に楽しみにしています。
―――6月の2試合に向けてファン、サポーターへのメッセージをお願いします。
森保 3月の活動ではファン、サポーターの方の応援の力、声の力というもののありがたさ、素晴らしさをあらためて思い知ることができました。6月こそは勝ってファン、サポーターのみなさんと一緒に喜びを分かちあいたいと思っています。変わらぬ応援を、どうぞよろしくお願いいたします。
■過去のインタビュー掲載プログラム
2023年3月24日 ウルグアイ戦 2023年3月28日 コロンビア戦森保 一[もりやす はじめ]
SAMURAI BLUE(日本代表)監督
1968年8月23日生まれ、長崎県長崎市出身
選手時代はマツダSC(現、サンフレッチェ広島)、広島、京都パープルサンガ(現、京都サンガF.C.)、ベガルタ仙台でプレー。1992年に日本代表に選出され、FIFAワールドカップアメリカ’94アジア地区最終予選など35試合に出場した。2004年に選手生活を引退し、指導者に転向。広島の強化部育成コーチを皮切りに、日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ、広島コーチ、アルビレックス新潟ヘッドコーチを歴任。12年から指揮を執った広島では、J1で3度の優勝を経験。17年10月に東京オリンピックを目指すU-20日本代表監督に就任し、21年に行われた本大会ではチームをベスト4に導いた。18年4月にSAMURAI BLUE(日本代表)のコーチとなり、7月には同監督に就任し、FIFAワールドカップカタール2022ではベスト16に進出。大会後に新契約を締結した。ワールドカップを挟んで2期連続で日本代表を指揮する初の監督となる。
今が一番楽しく、
最も成長できる時期
AZアルクマール(オランダ)
菅原由勢
※本インタビューは6月3日にオンラインで実施しました。
―――AZアルクマール在籍4年目となった今シーズンはUEFAカンファレンスリーグを含め、公式戦47試合に出場しました。
菅原 今シーズンは膝の手術から始まりましたが、復帰してからは全試合に出場できました。怪我からの復帰とあってタフなスタートでしたが、UEFAカンファレンスリーグで準決勝まで進出できたり、リーグ戦もUEFAカンファレンスリーグ出場圏内で終われたりと、個人的に満足はしていないですけど、内容のある良いシーズンだった実感はあります。
―――ここ数年と違って、4得点11アシストと、ゴールに直結する数字が増えました。
菅原 特に今シーズンは数字にこだわっていこうと、「20得点に絡む」という大きな目標を掲げました。今シーズンすべての公式戦を合わせての数字は「15」だったので、その目標を達成できなかった点では悔しい思いがあります。ただ、シーズンを通して言えば、キャリアハイの数字を残すことができました。数字を残すことができたのも、20得点に絡むという目標を掲げ、数字を意識したからだなと。もっと伸ばせた、もっとできたと思うところもありますが、15得点に関与できたことはポジティブに捉えています。
―――オランダ国内だけでなく、UEFAヨーロッパリーグなどの大会も経験し、今シーズンはUEFAカンファレンスリーグで準決勝に進出。SSラツィオ(イタリア)やウェストハム・ユナイテッド(イングランド)といった5大リーグのクラブとも対戦しました。こういった経験をどう捉えていますか?
菅原 5大リーグのトップレベルのチームと対戦できたことは、明らかにプラスになっていますし、ステップアップを考えていく上で、どのクラブが適切なのかを図る意味でもすごく貴重な機会でした。加入1年目にマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)と対戦したときは、「まだまだプレミアリーグに行けないな」と感じさせられましたが、今シーズンのUEFAカンファレンスリーグに参戦したことは自分の立ち位置を見る上でも大きかったです。
―――近年、サッカー界におけるサイドバックの役割が非常に多くなっています。菅原選手はどのように感じていますか?
菅原 確かに役割が一番多いポジションではないかと感じています。AZアルクマールでもサイドバックが中に入ることを要求されますが、それをタスクとしてやりつつ、相手にボールを持たれたときはサイドに張って、1対1で強力な相手ウインガーを抑えなければいけない。サイドバックに求められているタスクは、簡単に言ってしまえばすべてであり、しかもその全てが大切なポイントです。だけど、自分のやれることを増やしていけますし、そこにやりがいがあります。サイドバックをやり始めてから今が一番楽しい時期、最も成長できる時期ですね。それも現代サッカーのおかげというか、日々サッカーが変わっていくなかで、サイドバックとしての役割が増えていて、僕としてはすごく楽しく、やりがいを持ち、毎日が勉強になってます。
―――ここからは日本代表についてうかがいます。FIFAワールドカップカタール2022では惜しくもメンバー入りできませんでした。
菅原 メンバー発表のライブ配信は、オランダ時間で朝6時でしたが、しっかり見ました。最後の瞬間まで、自分の名前が呼ばれることを諦めてはいませんでした。だからこそ、自分の名前が呼ばれなかったときは、とても悔しかったというか、そういった言葉では片付けられない感情がありました。もちろん6月の代表活動を怪我で辞退してしまったことが大きなターニングポイントになったのはわかっていますし、それは自分の責任でもあります。そこから手術も成功して、復帰することはできましたが、全ては自分の実力不足だと痛烈に感じました。
ただ、間違いなくあの瞬間は僕にとって、最悪の瞬間でもあり、最高の瞬間だったとも思っています。やる気スイッチが入ったというか、4年後と言わず、「次の代表で絶対に僕が生き残っていくんだ」、「僕が日本代表としてプレーしていくんだ」という覚悟も同時に芽生えました。本当に大きな瞬間でした。
―――やはり、今年3月の代表活動に招集されたときには期する思いがあったのでしょうか。
菅原 代表という舞台は良いプレーができなければ生き残っていけない場所ですし、常に日本人選手のトップにいなければいけない存在です。だからこそ、まずは代表に値するプレー、スキルを持っていることを見せなければいけないと感じました。落選から始まって、覚悟を持ち、選ばれたいという気持ちでプレーしてきてたので、3月は覚悟を持って挑みました。
―――そういう思いがピッチにも表れた2試合だったのかなと思います。自身のパフォーマンスをどう捉えていますか?
菅原 まず、国同士の戦いなので、2試合とも勝てなかったことはすごく反省しています。僕自身としては、自分の良さを出してアピールしたい気持ちがあったなかで、2試合ともしっかりと出場時間をいただけましたが、個人的にもっとやれることもあるし、やらないといけないこともあると感じました。その課題が見えたこと、自分の中で抽出できたことが大きかったです。日本代表に自分がどういう変化をもたらすことができるのか、どういうプラスアルファを加えられるかがわかり、ここからより具体的になっていくとは思いますが、3月の2試合は僕にとってすごく楽しくもあり、充実した2試合でした。
―――2026年のワールドカップに向けて自分が求めていきたいところを教えてください。
菅原 世界に出ていく上で、サイドバックが1対1を制する、1対1で負けないことは一番大きなポイントになります。例えばフランス代表の選手を見ても、トップオブトップの選手がスタメンにもベンチにもいる。サイドバックとして対峙する選手はその国で一番上手い選手、速い選手だと思うので、そこを僕が止められるようになれば、世界と戦えると考えていますし、日本代表としても勝つ可能性が上がる。1対1の対応はもっとレベルを上げていかなければいけません。僕自身のストロングポイントであると思っている攻撃面については、世界を相手に通用するようなラストパス、クロス、ビルドアップの精度を、さらにこだわってやっていかないといけません。やることは本当にたくさんありますね。
―――今回のキリンチャレンジカップ2023も非常に大事な2試合になります。その初戦のエルサルバドル戦は、菅原選手に縁のある豊田スタジアムでの試合となります。
菅原 メンバー発表があった後に、高校や中学、地元の友達から「おめでとう」、「試合見に行くよ」といった連絡をたくさんもらいました(笑)。地元でやるということは、こういうことなんだと思わせてくれましたし、注目、期待を感じています。豊田スタジアムで試合ができることはすごくうれしいですし、名古屋グランパス出身なので、僕のホームスタジアムでもあります。僕の出身地でもあるし、育ったクラブのホームスタジアムで試合ができるので、モチベーションは僕が一番高いと思うぐらい気合が入っています。
―――今回、豊田スタジアムでの試合を楽しみにしているファン・サポーターにメッセージをお願いします。
菅原 名古屋グランパスを応援しているサポーターの方も多く来られると思うので、そういった方たちに「お久しぶりです」と伝えたいですし、伝えるだけではなく、僕自身のプレーを見ていただけたらうれしいです。その上で、日本代表として勝負にこだわり、勝利を手にしたい。豊田スタジアムで日の丸を背負ってプレーできることは誇りでもあるし、喜びでもあるので、それをプレーで体現したいです。
■過去の選手インタビュー掲載プログラム
2023年3月24日 ウルグアイ戦(遠藤航) 2023年3月28日 コロンビア戦(板倉滉)菅原由勢[すがわら ゆきなり]
AZアルクマール/オランダ所属
2000年6月28日生まれ
愛知県出身 179㎝/69㎏
国際Aマッチ3試合、0得点
(2023年5月25日時点)
AS.ラランジャ豊川U12→名古屋グランパスU15→名古屋グランパスU-18→名古屋グランパス→AZアルクマール(オランダ)
非日常と没入感が
現地で見る魅力
クイズプレーヤー
伊沢拓司
※本インタビューは6月8日に実施しました。
―――サッカーに関心を持ったのはいつ頃でしょうか?
伊沢 小学2年生のときに開催された2002FIFAワールドカップ日本/韓国です。サッカーが盛んな小学校に通っていたので、もともとプレーはしていたんですが、2002年は日本全国がサッカーを応援する空気になり、そこから日本代表戦は追いかけています。埼玉スタジアム2002で現地観戦した2006FIFAワールドカップドイツ アジア一次予選のオマーン戦(2004年2月18日)は、最後に久保竜彦さんがやっと決めた試合で、『日本代表イコール応援するもの』という感覚は、そういった実体験を積み重ねたことで刷り込まれました。
日本に住んでいる人間からすると、他国と対戦する構図はわかりやすく、応援しやすいですし、情報もたくさん入ってきます。実は僕、NHKで放送された日韓ワールドカップ総集編の最後にたまたま出演しているんです。当時通っていたサッカースクールに撮影クルーが来て、番組の最後に未来のサッカー少年に話を聞くパートがあったんですが、「ワールドカップに出たいです、出ます!」と断言したら使われました(笑)。
―――サッカーという競技自体の魅力はどこに感じますか?
伊沢 たくさんありますね…。僕は『ライフイズサッカー』になっているので、すべてが魅力に感じてしまうんですが、最初にハマれたきっかけを思い出すと、やはり『わかりやすさ』だと思います。基本的には1個のボールを追いかければ、流れは掴める。ピンチか、チャンスかはボールの位置を見ればいいので、その直感的な部分はスポーツとしての魅力です。あとは、子どもの集中力でも見ることができたことは大きかったですね。オンとオフがはっきりしていて、ボールがチャンスになった時にちゃんと見ればいいということが魅力的でした。今は、サッカーをちゃんと見て、試合の流れや展開の要因など踏まえて見ないといけないような空気感もありますが、最初は全てを集中している必要はないと思っています。
―――感情の部分での観戦の魅力はいかがですか?
伊沢 みんなで応援する楽しさですね。共通の話題でその場で盛り上がれる。しかも、どういう結末が待っているか、わからないから、そこへの感動が大きいんです。感情の琴線は人によって違いますが、基本的に応援しているチームが得点したら、みんなで喜べるし、失点したら悔しい。何で喜び、何で悲しめばいいかがすごくわかりやすいです。
僕はサッカーをやる情熱よりも、見る情熱の方が高くなりました。もちろん玄人のように見ることができれば理想的ですが、素人目線でもサッカーは十分楽しめます。特に代表戦は観戦のハードルがすごく低くて、それがすごく魅力的。スタジアムで見ることもそうですし、中継もあるので、家でもスポーツバーのような場所でも見られる。いろいろな環境でみんなと気持ちをシェアできることが代表戦の魅力です。
今の日本代表で言えば、森保一監督は上の世代から若手まで招集するタイプだと思うので、いいところを煮詰めたチームだなと。若手が出てきたら喜べるし、ベテランが活躍したら「そういう選手なんだよ」と、したり顔ができる。これが日本のベストと思って見られる安心感があります。そこから自分がどうやってサッカーと向き合っていくかを決めていけばいいと思います。ベストアルバムから聴くみたいなことですね。入門コンテンツとして素晴らしいと感じています。
加えて僕が今、感じているサッカーの魅力の一つに、クラブチームが社会と密接に繋がり、ある種、利益を追求する組織のようになっていることがあります。でもそれは、クラブや社会の情報を追う時間と深い理解と文脈が必要なわけです。逆に言えば、クラブチームのサッカーはそこを見ないと楽しめなかったりする。代表戦になれば、もちろん利益を考えている部分もあるかもしれませんが、少なくとも営利追求の部分はクラブチームよりも優先度が下がるので、広く知るための障害が少ないとは思います。サッカーだけに集中しやすいかなと。
―――伊沢さんがスタジアムに行かれた際は、どのように観戦されていますか?
伊沢 スタジアムに行くと特にですが、細かな部分がぶっ飛びます(笑)。応援の声と音を体で感じつつ、ボールを追いかけ、ゴールが決まるかにフォーカスする。その没入感が楽しいんです。スタジアムは広いので、慣れてない人は散漫になるかもしれませんが、だからこそいろいろなことを気にせずに、ボールを追うことと応援に集中すると、コール&レスポンスをしているような没入感を味わえるので、僕はそれが好きです。試合前から応援する人たちの中にいるとテンションが上がってきますし、その非日常と没入感は代表戦を現地で見る魅力です。
―――ロジカルに観戦するのかなとも思っていましたが、直感的に楽しまれるんですね。
伊沢 応援しているクラブチームであれば見直した試合をロジカルに見ることはありますが、代表戦は普通に楽しんでいます。ロジカルは面白いですが、疲れるし人を選ぶので。代表戦は選手の入れ替わりが激しいですし、ロジカルに追いすぎると逆にわからなくなることもあります。選手やスタッフ個人の思考、感情、状態などはクラブチームだと試合数も滞在時間も長いので追いかけられますが、代表はパッと集まって、パッと解散する。ロジックだけではない、その場の盛り上がりや即興性も魅力ですよね。
―――代表戦でサッカーに関心を持ったら、出場していた選手や在籍クラブに興味を持つも良し、応援体験が楽しかったから近くで週末に行われているJリーグに興味を持つも良し、学問的に戦術に興味を持つも良しというように、いろいろなことに興味を広げてもらえるといいですね。
伊沢 僕は『単推し』でいいと思っています。FIFAワールドカップカタール2022から三笘薫選手にハマった男友達がいるんですが、そこからブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(イングランド)の試合を追いかけていて、「なんだ、このサッカーは!」と、すごく勉強になっているみたいなんです。三笘選手を例に挙げましたが、他にも「足が速い」とか、そういった理由でいいんです。とりあえず誰かに注目して見るだけでも、そこからサッカーへの理解は広がる。Jリーグに関心を持ってもらえれば、そこから地域貢献や応援に興味が生まれるかもしれない。そういったところからハマってほしいですね。
―――逆に、サッカーをずっと追いかけている人たちには、そういった人たちを導いてあげてほしいですね。
伊沢 にわか大歓迎です。「サッカーはこう見るもの」という考え方は、サッカーという深淵を前にしては無力だと思っています。楽しみ方は千差万別なので、導き手の存在がすごく大事です。だから、肯定的であってほしいです。サッカーファンの一言目は「そうだよ」縛りにしてほしいくらいです(笑)。
―――伊沢さんは識者という立ち位置でメディアに出ることもあるので、ある種、導き手側の存在でもあります。そういったことを意識されているんですね。
伊沢 肯定的であることと、小出しにすることを意識しています。「この場ではまだ、そこまで深い情報を伝えるのは早いな」といった判断はあります。例えば日本代表のシステムの話をしても難しかったりするわけです。「○○選手がいる時といない時でビルドアップが違います」という話を最初にされたら困るわけで。段階による、ということは心がけた方がいいですね。とにかく、まずは笑顔で喋ることです。楽しそうに伝えることが大事で、それがコミュニケーションなので、サッカーの楽しさを伝えるためにも大切にしてほしいですね。
■過去のインタビュー掲載プログラム
2023年3月24日 ウルグアイ戦(影山優佳・前編) 2023年3月28日 コロンビア戦(影山優佳・後編)伊沢 拓司[いざわ たくし]
クイズプレーヤー
1994年5月16日生まれ、埼玉県出身
私立開成中学校・高等学校、東京大学経済学部卒業。中学時代より開成学園クイズ研究部に所属し開成高校時代には、全国高等学校クイズ選手権史上初の個人2連覇を達成。2016年に、「楽しいから始まる学び」をコンセプトに立ち上げたWebメディア『QuizKnock』で編集長を務め、登録者数200万人を超える同YouTubeチャンネルの企画・出演を行う。2019年には株式会社QuizKnock設立と同時にCEOに就任。クイズプレーヤーとしてテレビ出演や講演会など多方面で活動中。ワタナベエンターテインメント所属。
エルサルバドル共和国
出典:外務省ホームページ
エルサルバドル代表を率いるウーゴ・ペレス監督
エルサルバドル代表が日本代表と対戦したのは過去に一度。2019年6月9日のキリンチャレンジカップ2019で相まみえ、永井謙佑(現・名古屋グランパス)の2ゴールで日本が勝利している。今回は6月24日に開幕するCONCACAFゴールドカップに向けての準備としてアジア遠征を実施し、二度目の対戦が実現することとなった。
チームを率いるウーゴ・ペレス監督は、エルサルバドルで生まれながらアメリカで育ち、選手キャリアも大半がアメリカでのもの。1993年にはアメリカ代表の一員としてキリンカップサッカー93出場のために来日した。日本戦では当時、現役選手だった森保一監督とマッチアップしてゴールも決めている。指導者としてはU-14、U-15アメリカ代表監督やエルサルバドル代表のアシスタントコーチ、U-23エルサルバドル代表監督などを歴任し、2021年4月から現職に就いている。
ペレス監督は代表監督就任後、エルサルバドルにルーツを持つアメリカ生まれの選手を積極的に招集し、チーム強化を図っている。今回、来日するメンバーではGKトマス・ロメロ(トロントFC)やDFエリク・サバレタ(ロサンゼルス・ギャラクシー)、DFアレクサンデル・ロルダン(シアトル・サウンダース)、MFジョシュア・ペレス(モンテバルキ)らが該当する。
また、いずれもFWであるマイエル・ヒル(アリアンサ・ペトロレラ)、ブライアン・ヒル(デポルテス・トリマ)、クリスティアン・ヒル(CD FAS)の“ヒル三兄弟”はコロンビア、DFエリック・カバルセタ(アラフエラ)とMFクリスティアン・マルティネス(ADサン・カルロス)はコスタリカの出身。今回はコンディションの問題で招集見送りとなったが、オランダ生まれで、現在はスペインのカルタヘナBでプレーするMFエンリコ・ドゥエニャスも主力を務めており、多彩な要素を取り入れた陣容となっている。
基本システムは4-2-3-1。ボールを握って最後尾から丁寧に組み立てるスタイルを志向している。トップ下のドゥエニャスにボールを集めて両サイドに展開し、クロスからフィニッシュに持ち込む形を得意としているが、今回はそのドゥエニャスが不在のため、ブライアン・ランダベルデ(CD FAS)やメルビン・カルタヘナ(CDアギラ)が代役を務めると予想される。
いずれにしても、エルサルバドルはペレス監督が作り上げている途上のチーム。指揮官は今回の試合について、「FIFAランキングで上位にいる日本との試合は非常に重要。我々の選手たちに何ができるのかを見極めなければならないし、この機会を無駄にすることはできない」と語っており、実際に中盤から前線にかけては若い選手が多いため、個々の能力を見極める舞台という側面もある。
1969年に隣国ホンジュラスとの間で起きた“サッカー戦争”でも知られているエルサルバドル。FIFAワールドカップ出場は1970年大会、1982年大会の2回のみ。近年は北中米カリブ海地区予選敗退が続き大舞台からは遠ざかっているが、潜在能力が高く、侮れない相手と言えるだろう。
各写真をクリックすると、該当の選手プロフィール詳細が表示されます。
1.所属クラブ 2.所属チーム歴 3.生年月日 4.出身地 5.身長/体重 6.日本代表デビュー 7.国際Aマッチ出場数/得点数(2023年5月25日現在、GKの「得点」は失点数) 8.SNSアカウント
シュミット・ダニエル
SCHMIDT Daniel
中村航輔
NAKAMURA Kosuke
大迫敬介
OSAKO Keisuke
谷口彰悟
TANIGUCHI Shogo
板倉滉
ITAKURA Kou
森下龍矢
MORISHITA Ryoya
伊藤洋輝
ITO Hiroki
瀬古歩夢
SEKO Ayumu
菅原由勢
SUGAWARA Yukinari
遠藤航
ENDO Wataru
伊東純也
ITO Junya
浅野拓磨
ASANO Takuma
古橋亨梧
FURUHASHI Kyogo
守田英正
MORITA Hidemasa
川辺駿
KAWABE Hayao
鎌田大地
KAMADA Daichi
相馬勇紀
SOMA Yuki
三笘薫
MITOMA Kaoru
前田大然
MAEDA Daizen
旗手怜央
HATATE Reo
堂安律
DOAN Ritsu
伊藤敦樹
ITO Atsuki
上田綺世
UEDA Ayase
川村拓夢
KAWAMURA Takumu
中村敬斗
NAKAMURA Keito
久保建英
KUBO Takefusa
川﨑颯太
KAWASAKI Sota
日本代表
SAMURAI BLUE
日本サッカー協会
FIFAランキング:20位
(2023年4月6日発表)
スタッフ
フィジカルコーチ:松本良一
GKコーチ:下田崇
テクニカルスタッフ:寺門大輔
テクニカルスタッフ:中下征樹
テクニカルスタッフ:渡邉大
選手
GK
シュミット・ダニエル
1992.02.03 シントトロイデンVV(ベルギー)
中村航輔
ポルティモネンセ(ポルトガル)
大迫敬介
1999.07.28 サンフレッチェ広島
DF
谷口彰悟
1991.07.15 アルラヤンSC(カタール)
板倉滉
1997.01.27 ボルシアMG(ドイツ)
森下龍矢
1997.04.11 名古屋グランパス
伊藤洋輝
1999.05.12 VfBシュツットガルト(ドイツ)
瀬古歩夢
2000.06.07 グラスホッパーCZ(スイス)
菅原由勢
2000.06.28 AZアルクマール(オランダ)
MF/FW
遠藤航
1993.02.09 VfBシュツットガルト(ドイツ)
伊東純也
1993.03.09 スタッド・ランス(フランス)
浅野拓磨
1994.11.10 VfLボーフム(ドイツ)
古橋亨梧
1995.01.20 セルティック(スコットランド)
守田英正
1995.05.10 スポルティングCP(ポルトガル)
川辺駿
1995.09.08 ウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(イングランド)
鎌田大地
1996.08.05 アイントラハト・フランクフルト(ドイツ)
相馬勇紀
1997.02.25 カーザ・ピアAC(ポルトガル)
三笘薫
1997.05.20 ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(イングランド)
前田大然
1997.10.20 セルティック(スコットランド)
旗手怜央
1997.11.21 セルティック(スコットランド)
堂安律
1998.06.16 SCフライブルク(ドイツ)
伊藤敦樹
1998.08.11 浦和レッズ
上田綺世
1998.08.28 セルクル・ブルージュKSV(ベルギー)
川村拓夢
1999.08.28 サンフレッチェ広島 ※6/14 途中離脱
中村敬斗
2000.07.28 LASK(オーストリア)
久保建英
2001.06.04 レアル・ソシエダ(スペイン)
川﨑颯太
2001.07.30 京都サンガF.C.
エルサルバドル代表
EL SALVADOR NATIONAL TEAM
エルサルバドルサッカー連盟
FIFAランキング:75位
(2023年4月6日発表)
スタッフ
選手
GK
オスカル・プレイテス
1993.02.06 ADIメタパン
マリオ・ゴンサレス
1997.05.20 アリアンサFC
トマス・ロメロ
2000.12.19 トロントFC(カナダ)
DF
エリク・サバレタ
1992.08.02 ロサンゼルス・ギャラクシー(アメリカ)
エリック・カバルセタ
1993.01.09 アラフエラ(コスタリカ)
ウィリアム・カナレス
1995.02.18 アリアンサFC
ブライアン・タマカス
1995.02.21 オークランド・ルーツ(アメリカ)
アレクサンデル・ロルダン
1996.07.28 シアトル・サウンダース(アメリカ)
ロベルト・ドミンゲス
1997.05.09 CD FAS
ロナルド・ロドリゲス
1998.09.22 CDアギラ
MF
ハイロ・エンリケス
1993.08.31 スイッチバックスFC(アメリカ)
クリスティアン・マルティネス
1994.04.19 ADサン・カルロス(コスタリカ)
ナルシソ・オレジャナ
1995.01.28 アリアンサFC
ブライアン・ランダベルデ
1995.05.27 CD FAS
ジョシュア・ペレス
1998.01.21 モンテバルキ(イタリア)
メルビン・カルタヘナ
1999.07.30 CDアギラ
レオナルド・メンヒバル
2001.10.24 ADチャラテナンゴ
ワルテル・ピネダ
2003.05.04 CDアギラ
アロルド・オソリオ
2003.08.20 シカゴ・ファイアー(アメリカ)
FW
クリスティアン・ヒル
1996.11.05 CD FAS
ケビン・レジェス
1997.08.28 CD FAS
ブライアン・ヒル
2001.06.28 デポルテス・トリマ(コロンビア)
マイエル・ヒル
2003.09.07 アリアンサ・ペトロレラ(コロンビア)
今後の各男女代表チームの試合スケジュールは下記よりご覧ください。
2023年夏、なでしこらしくひたむきに、そしてどんなときも笑顔を忘れずに世界の舞台に挑みます。一人でも多くの方の心を揺さぶる戦いをお見せします。なでしこジャパンの応援をよろしくお願いします。
〈JFA公式サイト〉 でメンバーをチェックしよう!
第1節:2023年7月22日18時~ vsザンビア
第2節:2023年7月26日14時~ vsコスタリカ
第3節:2023年7月31日16時~ vsスペイン
選手動画
試合後コメント